どの現実に身を置くか

どの環境に身を置くかで全てが決まる、と言っても過言じゃない。
夢を見れる場所で実現の為に生きると不思議と力が湧いてきて、迷いが無くなる。
同じ場所で同じ悩みを繰り返すぐらいなら、直接飛び込んだ方が幾分マシというもの。
生きたいから現実と向き合うのであって、破滅的衝動から生まれたものは逃避でしかない。
逃避を続ければ檻の中にまた檻を作るようなもので、誰も入ってこれなくなる。
深みでもない、カウンターカルチャーでもない、自己犠牲の塊。

人間にも適応力があって、知らず知らずのうちにそこで生きる術を見出す。
現実と夢がひっくり返る瞬間。
宇宙は闇から生まれたという話で、自然が猛烈に生を望んだからこそ、光が生まれ、生命体が誕生した。
人も本来の姿に戻り、そうでありたいと願う。

TVを点ければ欲を煽り、雑誌で感性の優劣を付けて、現実にそれを持ち込む。
洗脳されることを極端に嫌うのなら、世捨て人と呼ばれることは避けようも無いだろう。
世の中は自分達の中にあるのだから。